先日、お客さまの要望で、いつもとは違う趣向のコースで料理をさせていただきました。
要望とは、前菜、主菜の二皿"ドゥプラ"で完結させるというもの。
ワインもそれに合わせて一種類づつ味わう…という素敵な内容です。
当日はお客さまの持ち込まれたワインに合わせた料理で。
アミューズに、本鱒と茗荷のマリネとイクラのブーシェ
前菜に、フランス産ホワイトアスパラを二種のソースで

生ハムを添え、アサツキのバターソースを掛けたものと、グレープフルーツ風味のオランデーズソース
主菜に、仔鳩のロースト
内臓とカルダモン風味の赤ワインソース
これにデザートをご用意。
アラカルトで食事をするのと同じ趣向です。
一皿のボリュームはありますが、一皿一皿、その素材を食べ尽くし、味わう…
とても理想的な食事だと思います。
最近のレストランは、日本でもフランスでも一口位の料理を十品以上食べるスタイルのお店が増え、また注目されていますが、私達は一皿一皿しっかり食べるほうが好きです。
この度のご要望のコースは、実は私達にとっても理想的な料理なんです。
しかし当店は一人で調理している事や、材料費、厨房設備のキャパなど考慮して、普段の三皿のプリフィクスコースにさせていただいています。
しかし実際にやってみると、ドゥプラ二皿の料理は良いですね。
このような仕事ができる環境がつくれるよう頑張りたいと思わされました…
世間のニーズには添わないかも知れませんが…
しかし今回は本当に良い仕事をさせていただきました。
ありがとうございました!